ピンクザラゴーサの頑健な様子への変化と花

こんにちは。

今回は、暖かくなるにつれしっかりとした株へ生長し、花まで咲かせてくれたエケベリア属の多肉植物「ピンクザラゴーサ」の様子をご紹介します。

UCHIのピンクザラゴーサは前回、葉が外側へ開いた状態を、やや無理やり整えた株姿でしたが、今ではまるで別の株かのような株姿へと変化しています。

その変化した株姿からは頑健さを感じることすらできますが、ピンクザラゴーサの変化はそれだけには収まらず、とてもかわいいピンク系の色合いの釣鐘型の花まで咲かせてくれました。

そこでその咲かせてくれた釣鐘型の花の様子をご紹介し、その花に対して苦渋の決断をくだした作業などの様子も併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのピンクザラゴーサ
  • ピンクザラゴーサの花
  • ピンクザラゴーサの花を取り除く
  • 花を取り除いたピンクザラゴーサ

 

UCHIのピンクザラゴーサ

UCHIのピンクザラゴーサは2020年1月27日に、だらんと葉が外側へ開いてしまった様子をご紹介しました。

 

このご紹介から3ヶ月程が経ち、ピンクザラゴーサには見違えるような変化があります。

暖かくなるにつれとても力強く生長し、今ではとても健康的な様子で過ごしており、またその証拠といっていいかはわかりませんが、花を咲かせるまでになりました。

 

そのピンクザラゴーサの花は数日前にご紹介した、同じエケベリア属の多肉植物の桃太郎とよく似ています。

それではピンクザラゴーサの花の様子と、株にたくましさを感じるまでに変化した生長の様子をご紹介します。

 

 

こちらが頑健な様子へと生長し、花まで咲かせてくれたUCHIのピンクザラゴーサです。

ピンクザラゴーサの花を見るのは初めてで、その花はかわいい釣鐘型をしています。

 

 

まずピンクザラゴーサの株の様子ですが、以前のだらんと葉が外側へ広がった姿をした株とはまるで別の株かのように、力強く葉が立ち上がりました。

そして一番の変化といえば、中央部の葉の生長で、みるみるうちにこの写真のような状態へと生長して、その後はこの株姿を維持しながら健やかに過ごしています。

 

 

そしてこちらがピンクザラゴーサの釣鐘型の花です。

桃太郎の花より一回りぐらい大きなサイズです。

 

それではピンクザラゴーサのかわいい花の様子を、より近寄った写真でご紹介します。

 

 

ピンクザラゴーサの花

ピンクザラゴーサの花は少し薄い(淡い)ピンク系の色合いで、花の先端付近は黄色系の色合いをしています。

 

 

釣鐘型の形状にグラデーションのかかった色合の花は、何度みても飽きず、魅力たっぷりです。

 

 

桃太郎の開いていない花をイチゴとして表現しましたが、ピンクザラゴーサの花の上部には緑系(ピンクザラゴーサの葉の色と同じ)色の葉のようなものが付いているので、よりイチゴのような印象です。

 

 

こちらは花の内側の様子で、黄色系の色合いをしていることがお分かりいただけると思います。

しかしこれは日が経つにつれ、徐々にオレンジ系の色合いへと変わっていきます。

 

 

ピンクザラゴーサはこのような花を咲かせてくれた姿を見せてくれると考えていませんでしたので、予想外の出来事に愉悦を感じています。

 

しかしここまでの株姿を取り戻すまでに生長したピンクザラゴーサを、また弱らせたくはありません。

そこで先日ご紹介した桃太郎と一緒に、花を花茎からカットして取り除きたいと思います。

 

 

ピンクザラゴーサの花を取り除く

あくまで諸説ある一説になりますが、多肉植物は花を咲かせると株が弱るといった情報もあります。

しかし逆に、花を咲かせても影響がないといった情報もあります。

UCHIでは基本的に花は早めに取り除くことにしていますが、花を咲かせるのに養分を使っていると思いますので、咲いてからの除去ではあまり意味があるかわかりません。

 

しかし苦渋の決断になりますが、やはりこのご紹介を機に、花を茎から取り除きたいと思います。

 

 

かわいそうな気もしますが、花茎の根元からハサミでカットしました。

 

 

同じように桃太郎の花も花茎の根元からカットしました。

 

ピンクザラゴーサと桃太郎にはこのようなかわいい花を見せてくれたことに感謝して、また次回もきれいな釣鐘型の花を咲かせてくれるように、大切に育てたいと思います。

それでは最後に花は取り除きましたが、たくましく生長したピンクザラゴーサの様子をご紹介します。

 

 

花を取り除いたピンクザラゴーサ

花を取り除き華やかさは失いましたが、頑健な様子には変わりないUCHIのピンクザラゴーサ。

 

 

とてもきれいなロゼット状の株姿へと変化をています。

 

 

特にこの側面から見る、以前はまだ小さかった中央の葉が、生長して立ち上がった姿に力強さを感じます。

大げさな言い方ですが、苦難を乗り越えれば、必ずこのような見違えるような変化が訪れると植物(自然)が教えてくれているようです。

 

 

花を取り除いたUCHIのピンクザラゴーサですが、改めて見ると、そのことを後悔させないぐらいの頑健な様子が鮮明にうかがえます。

 

次の試練の夏までに、ピンクザラゴーサはさらに強い株へと生長してくれるように、日当たりと水分をしっかりと管理して、春の生育期の変化を楽しみたいと思います。

またピンクザラゴーサに新たな変化がありましたら、その様子をご紹介します。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

149日後の様子をご紹介します。