こんにちは。
今回は、フィカス属の人気の観葉植物「ベンジャミン」(ベンジャミナ)の内側の葉の密度の改善に向けた作業の様子をご紹介します。
UCHIのベンジャミンは、去年の今頃は葉が少しスカスカな様子でしたが、全体的な葉の量は1年という時間をかけ、かなり改善できたと思います。
ある程度その変化には満足をしていましたが、しかし内側の密度は思うように改善できていませんので、これからはよりベンジャミンの内側の葉の密度の改善に向けて試行錯誤していきたいと考えています。
そこで暖かくなり、茎が伸び、新芽が生長始めたベンジャミンの剪定をして、丸型のカタチを保ちつつ、内側の密度を改善するよう剪定したいと思いますので、その様子をご紹介します。
今回の目次
- UCHIのベンジャミン
- ベンジャミンを剪定して整える
- 剪定して整えたベンジャミン
UCHIのベンジャミン
UCHIのベンジャミンは2019年12月14日に、去年と比べ1年で状態がかなり良くなったその時の様子と、挿し木にしたベンジャミンの様子をご紹介しました。
このご紹介から4ヶ月程が経ち、UCHIのベンジャミンは無事に冬越しを終え、新芽が大きな葉へと生長を初めています。
しかし前回も丸型へ整えましたが、生長を始めるとどうしても茎も伸び、カタチが歪な形状になってしまいます。
そして葉の量は増えたといえど、内側の葉の量は角度によってはまだまだ濃密とは言えません。
そこで丸型の外へ伸び始めた茎や新芽をカットして整え、内側の新芽は残して、今後内側の密度を増やすための試行錯誤を始めたいと思います。
まずは飛び出た新芽をカットする前に、現在のベンジャミンの様子をご紹介します。
こちらが無事冬越しを終えて、春を迎えたUCHIのベンジャミンです。
前回整えた丸型のカタチから、やや変わり始めている様子がうかがえます。
しかしベンジャミンは状態がいいのか、春を迎えたばかりの今でも新芽(淡い色の葉)がかなり増えています。
わかりにくいですが、内側へも茎が伸びて新芽が生長を初めています。
こういった内側へ伸びた茎や新芽が内側の密度を増してくれるので、しっかりと育てたいっと思います。
そしてこの丸型の外側へ伸びた茎をカットしてカタチを整えつつ、内側の新芽の生長へ繋げたいと思います。
それではカタチを整えつつ、内側の新芽へ養分を集められるように、ベンジャミンの外側へ伸びた新芽の剪定を始めます。
ベンジャミンを剪定して整える
向きにもよりますが、こちらが比較的にカタチが悪いと感じる向きからの様子です。
また内側の葉の密度が少ない様子もお分かりいただけると思います。
完璧な丸型には今回できませんが、伸びた部分を剪定していきます。
今回は写真の量の新芽や茎をカットしました。
次にホコリが目立ちますので、葉水をしてキレイにしたいと思います。
このような感じで一応全体的にキレイにしました。
しかしベンジャミンは葉が多いので、一枚一枚ホコリやヨゴレをふき取ることはできませんので、かなり横着した仕上がりです。
※よりキレイに仕上げるため、今後は雨の日に鉢ごと屋外に出して、ホコリを洗い流そうかとも考えています。
そしてもう一度全体的にたっぷり葉水して、今回のお手入れは完了です。
ピンクの円で囲った新芽を増やして育てることが、これからの課題です。
それでは剪定してカタチを整えたベンジャミンをご紹介します。
剪定して整えたベンジャミン
こちらが剪定して丸型に仕上げた。UCHIのベンジャミンです。
きれいな丸型には仕上げれませんでしたが、こういったお手入れを繰り返して、夏の生育期辺りに、よりきれいな丸型へカタチを仕上げたいと考えています。
ベンジャミンは見る角度や光の当たり方で、内側の密度が低いことがお分かりいただけると思います。
これからの剪定は、この密度を改善することも意識して、今後ベンジャミンを育てる1番のテーマにしたいと思います。
また挿し木したベンジャミンは、残念ながらうまく冬越しできず枯れてしまいました。
そこで今回カットした茎を水挿しにして、もう一度増やすことにも再チャレンジしたいと思います。
UCHIのベンジャミンは次の課題へ試行錯誤を始めます。
フィカス属の多くは5月ぐらいから生育が活発になるので、何ができるかわりませんが、今回の作業を繰り返して、より内側の密度を増やしたいと考えています。
また夏前にどういった変化をしたか、また水挿しも無事発根したかなど、その時のそれぞれのベンジャミンの様子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
その後の様子
36日後の様子をご紹介します。