冬も屋外で快活に過ごすガジュマル

明けましておめでとうございます。

今年も観葉植物や多肉植物などを中心とした様々な植物のその時々の様子をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

そして今年初めてご紹介する植物としては、冬も屋外で快活に過ごすフィカス属の観葉植物「ガジュマル」の様子をご紹介します。

ガジュマルは「多幸の木」と呼ばれる縁起の良い観葉植物で「幸せを呼ぶ木」とも呼ばれているので、新年のスタート時にご紹介するにはピッタリではないかと考えご紹介することにしました。

またUCHIのガジュマルは年中屋外で過ごしていて、本来は基本的には寒さに弱いとされていますが、葉の状態も良く今も快活に過ごしていて、ゆっくりと生長を続けている様子すらあります。

しかし生長を続けているということは、その分多少見た目が崩れてしまっているということなので、簡単なお手入れをして株姿を整え、快活に過ごす幸せを呼ぶ木をご紹介して今年も始めたいと思います。

今回の目次

  • UCHIのガジュマル
  • ガジュマルの伸びた茎や葉を剪定して見た目を整える
  • 剪定して見た目を整えたガジュマル

 

UCHIのガジュマル

UCHIのガジュマルは2020年10月8日に、夏場を無事に屋外で過ごし、その間に増えた葉の剪定した様子をご紹介しました。

 

そしてこのご紹介以降も屋外で過ごしていて、屋外に順化している場合、秋は特に心配ありませんが寒くなった今もそのまま屋外で過ごしています。

しかしUCHIのガジュマルは以前もお伝えしていますが、元々屋外で過ごしているので、冬もそれほど心配せずにこのまま屋外で冬を越すことができると考えています。

また心配するどころか、冬でも生長を続けている様子があり、年の初めといったこともあり多幸の木の快活に過ごしている様子をお伝えすることにしました。

 

そして冒頭でもお伝えしたように、生長を続けているということは、その分多少見た目が崩れてしまっているので、ご紹介するからにはこのブログらしく、簡単なお手入れ(剪定)をして、見た目を整えたいと思います。

 

それではまずは剪定して見た目を整える前に、前回のご紹介から約3ヶ月程が経った今も元気に生長を続けているガジュマルをご紹介します。

 

こちらが今も元気に生長を続けている、UCHIのガジュマルの様子です。

基本的にはガジュマルは寒さに弱いとされていますが、今はまだ寒さの影響もなく元気な様子がうかがえます。

 

 

根腐れしたり、水が不足すると幹にそういった様子が現れ、その状態としては痩せたり(萎んだりブニョブニョになったり)しますが、そういった様子はなく、幹のハリや硬さも以前のままで、大きさにはあまり違いはありませんが、こういった様子からも状態はいいのではないかと思います。

 

 

そして反対側からも不安を感じるようなことはなく、もちろん以前薬剤で対処したカイガラムシの気配もありません。

 

 

そして葉も色つやが良く、今も前回ご紹介した時ほどではありませんが、秋から今にかけても新たに茎が伸びて葉が付くような生長している様子があり、そのことによってやはり多少見た目も崩れ始めています。

そこで伸びた茎や葉を剪定して見た目を整えたいと思います。

 

 

ガジュマルの伸びた茎や葉を剪定して見た目を整える

今も生長している様子として、こちらの淡い緑をした葉や、その葉が付く茎の色合いがそういった様子を感じさせてくれています。

 

 

しかしその淡い緑をした葉や、その葉が付く茎が株姿を崩している原因なので、ピンクの線辺りで伸びた茎をカットしてなるべく丸型に整えたいと思います。

 

 

このように茎の伸び始めている付け根付近でカットしました。

やはり秋から冬の間での生長した分ということもあり、前回剪定した時よりはかなり少ない分量になりました。

 

 

また残りの作業としてはこの機会にヨゴレなどを落とすのと、病害虫予防のためにしっかりと葉水をしたいと思います。

しかしピンクの円で囲った場所を見て頂けると、フィカス属ならではのカットした断面から白い液がにじみ出ています。

 

そこでこの白い液が乾いてから葉水をしたいと思います。

 

 

そしてこちらが約3時間後の乾いた様子です。

ここまで乾いたら後は葉水で仕上げたいと思いますが、その前に剪定して見た目を整えたガジュマルをご紹介したいと思います。

 

 

剪定して見た目を整えたガジュマル

こちらが剪定して見た目を整えた、UCHIのガジュマルの様子です。

ほぼ前回剪定した時のような姿になりました。

 

 

しかし理想はもっと葉が詰まった(密集した)ように仕上げたいと考えていて、剪定するタイミングが遅いのかなかなか思うような姿へと仕立てられていません。

 

 

また反対から見た姿はもっと変なカタチをしています。

因みにベンジャミンもなかなか理想的な丸型にできていませんので、以前もお伝えした気がしますが選定の技術も今年は磨いていきたいと思います。

 

 

しかし葉水する際はなるべくこのように葉裏までしっかりとかかるようにしているので、先ほどご紹介した幹の様子からも害虫対策はうまくできるようになりました。

またこの葉水する際は、同じ要領で幹にもしっかりと水がかかるようにしています。

 

最後に葉水する前のUCHIのガジュマルの全体的な姿をご紹介したいと思います。

 

 

UCHIのガジュマルは思うような株姿にはできていませんが、冬も屋外で元気に過ごすことができるたくましさがあります。

多幸の木と呼ばれるガジュマルを育てていて、現実的にはそんな多幸に恵まれた印象はありませんが、こういった植物の様子をご紹介することで、今までとは趣味嗜好や年齢層が違った方と出会え、そのことによってこれまでとは少し違った視点で物事を見ることができるようになったことが、今後の多幸へと繋がるのではないかと思います。

 

今後も積極的に新たなことにも挑戦しつつ、これまでどおりの何気ないお手入れやその時々の植物の様子をご紹介していきたいと考えています。

また、自分なりに気が付いた植物の育て方もなるべくわかりやすくご紹介していこうと思いますので、今年もUCHI de GREENをぜひよろしくお願いします。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

120日後の様子をご紹介します。