遮光ではなく移動を選んだグリーンネックレスの生長とその代償、そして水挿しの次のステップ

こんにちは。

今回は、遮光ではなく移動を選んだセネシオ属の多肉植物「グリーンネックレス」の生長とその代償の様子をご紹介します。

UCHIのグリーンネックレスは前回、少し葉焼けした様子をご紹介し、遮光するか、場所を移動させるかを検討しているとお伝えしました。

そして他の多肉植物や特にネックレス系の様子などと総合的に考え、生育を活性化したいので、やや日当たりを遮れる程度の場所へ移動することを選択しました。

その影響があってかしっかりと生長していることは実感できていますが、その分比較的古い葉は、以前より葉焼けして浅黒くなりました。

また前回水挿しにしたグリーンネックレスは、これまでの経験どうり、無事に発根しましたので、この勢いを止めないため早々に次のステップへと進みたいと思います。

そこで親株のグリーンネックレスは遮光ではなく移動を選んだ生長の様子と、水挿しのグリーンネックレスを土へ植え替えた様子を併せてご紹介します。

今回の目次

  • UCHIのグリーンネックレス
  • グリーンネックレスの水挿しを次にステップへ
  • もう一度グリーンネックレスの水挿し
  • それぞれのグリーンネックレス

 

UCHIのグリーンネックレス

UCHIのグリーンネックレスは2020年3月20日に、少し葉焼けした様子と水挿しにして増やす準備をした様子をご紹介しました。

 

このご紹介から1ヶ月半以上が経ち、グリーンネックレスは葉焼けの改善を選ばす、春の日差と生育期での恩恵を得るため、少し場所を移動させ生長させることを選びました。

すると以前より浅黒く葉焼けした印象がありますが、その分茎が伸び新葉を付け、かなり以前のような茎が垂れ下がるような姿へと生長している様子がうかがえます。

 

また水挿しも冒頭でもご紹介したように、無事に成功してしっかりと発根していますので、さらに次のステップとして土へ植え替えたいと思います。

まずはその作業の前に、生長したグリーンネックレスの親株の様子をご紹介します。

 

 

こちらが葉焼けの改善ではなく、生長を選択したUCHIのグリーンネックレスです。

 

 

ようやくこの鉢から茎が垂れ下がる、グリーンネックレスらしい姿へ生長してくれるまでになりました。

 

 

しかし代償もあり、比較的古い葉は、以前より葉焼けして浅黒い色合いになりました。

以前よりはやや日が当たりにくい場所(手前から奥)へ移動させましたが、新葉とは違い古い葉はなかなか環境に適応してくれません。

 

 

 

しかし日によく当て育てているので、以前とは違い、茎が左右に分かれるような活発な生育もしていると感じています。

遮光気味の場所でもこういった生育の仕方をしないわけではありませんが、やはり日当たりが良い場所では、より生長スピードが早いと感じています。

 

次に前回水挿しにしたグリーンネックレスは気根から発根していますが、それより茎の下の部分からもよりしっかりとした根が生長していますので、早々に次のステップへと進みたいと思います。

 

 

グリーンネックレスの水挿しを次のステップへ

こちらの左端が前回(2020年3月20日)に伸びた茎をカットして、水挿しにしたグリーンネックレスです。

※中央と右端はピーチネックレスです。

 

 

ピンクの円で囲った部分に、白っぽい根が伸びていることがお分かりいただけると思います。

この根は気根から伸びた根ではなく、カットした茎の断面付近から伸びた根です。

また気根からも根が伸びていて、こちらはこの根より太めで短いです。

 

 

発根した水挿しのグリーンネックレスは、この春の生育期に生長しようとする活力を最大に活かしたいので、早々に土へ植え替えたいと思います。

 

 

こちらが水から抜き出した水挿しにしたグリーンネックレスの根の様子です。

乾かない間に早めに土へ植えたいと思います。

 

ここまでの作業は比較的想定していたようにできていますが、過去にこれまで何度もグリーンネックレスを増やすことに失敗しています。

おそらく失敗した経験から、しばらく土が乾かないように水分を補い続けることが必要だと思います。

 

しかしあくまでこの事例はルビーネックレスや、少し前に水挿しから土へ植え替えたルビーネックレスの経験で、同じ手法で成功するかは定かではありません。

そこでもう一度伸びた茎をカットして、グリーンネックレスを水挿しにして発根させておきたいと思います。

 

 

もう一度グリーンネックレスの水挿し

やり方は前回と同じですが、UCHIのグリーンネックレスには1本とても長く伸びた茎があります。

こちらがその1本長く伸びた茎で、今回もこの茎の気根付近でカットしたいと思います。

※気根以外からも発根することが実体験でわかりましたので、気根にこだわる必要はなさそうです。

 

 

しかし一応今回もピンクの円で囲った気根を水につけるようにしたいので、この気根の上の方でカットしたいと思います。

 

 

このようにカットしました。

次にピンクの円で囲った葉を取り除き、水挿しにしやすいように調節したいと思います。

※この葉が入る容器の場合は、特にこの葉を取り除く必要はありません。

 

それでは最後にそれぞれの状況に応じて対応したグリーンネックレスをご紹介します。

 

 

それぞれのグリーンネックレス

親株となるグリーンネックレスは水挿しにするため、1本の長い茎をカットし、その他の茎は鉢に入れ込んだりして見た目を整えました。

 

 

古い葉は葉焼けして浅黒くなり、一方同じ環境下でも新しい葉は比較的きれいな緑色をしているので、今後の対応が悩ましいです。

しかしもっと日差しが強くなれば遮光ネットを用意していますので、迷わず遮光したいと考えています。

 

 

そしてこちらが伸びた茎をカットして、新たに水挿しにしたグリーンネックレスです。

前回の時より茎に付いている葉は多く、特に根元よりの葉は大きいので活力も十分にあり、発根してくれることは間違いなさそうです。

この茎も無事発根すれば、早々に土へ植え替えたいと思います。

 

 

そしてこちらが水挿しにして発根し、土へ植え替えたグリーンネックレスです。

グリーンネックレスを増やすことは失敗続きですが、ルビーネックレスの経験やアーモンドネックレスの経験を活かして、しばらくは土を乾かさないよう管理し、次こそ成功させます。

 

 

UCHIのグリーンネックレスは去年の夏はとんでもない状態になってしまいましたが、時間はかかり、葉焼けもさせてしまったものの、ようやくここまで回復してくれました。

去年の失敗の原因ははっきりとわかっていて、その対策として屋外の環境で十分に慣らし、育てているのでその失敗はもうしないといえます。

 

土へ植え替えた子株となるグリーンネックレスの様子も経験を活かし管理しますので、夏前ぐらいにまたそれぞれの様子をご紹介したいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

その後の様子

135日後の様子をご紹介します。

 

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グリーンネックレスの育て方をご紹介します。

こちらの育て方のご紹介では、グリーンネックレスの育て方だけでなく、これまでにご紹介しているグリーンネックレスの様子の一覧や、品種によっては全体的な様子をご紹介するために一回転させた動画もご用意しています。